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「無言館」への坂道

(表紙について 写真の奥に聳えるのはヒマラヤ山脈のマチャプレ(標高6993m)。ネパールのトレッキング初日は、一泊目のガンドルン(標高1940m)まで(標高差940m)を約6時間かけてゆっくり足を運ぶ。まだ体は慣れていないが、重い荷物はポーターが先行して運んでくれるので助かる。その日の
終盤、前方の視界がまだ開かない中で、このマチャプレだけが急に顔を見せる。
独立峰だけにその現れ方は一種の衝撃であった。しかもその姿は恐竜が首をもたげたような特異な形なのである。この山は古来、神聖な存在でその頂きを踏むことは禁じられているという。今村克治)

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